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過酷な労働条件、偏在…医師不足問題について

医師不足問題の原因は?

最近医師が不足しているという問題がどの深刻になってきているようですが、この原因というのは医師の過酷な労働状況が関係しているというのは本当なのでしょうか?
確かにお医者様というのは昼夜を問わず働かなければなりませんが、それを分かって医師になるのではないでしょうか。
にもかかわらず過酷な労働状況が原因で医師不足になっているなんて、矛盾しすぎていて理解ができません。

医師の意識そのものが低下しているということではないでしょうか。
場合によっては1日の中で数回の手術をしなければならないことや、数十人以上もの患者さんを診なければいけないのは当然ですよね。
それなのに労働状況が過酷というのは、ちょっと意味がわかりません。
本当にそんな理由から医師不足の状態に発展しているのでしょうか?

医師不足はクリニックの増えすぎが問題では?

医師不足というのは、あくまでも大きな病院などだけです。
個人的なクリニックをオープンする医師が増えたので、大きな病院で働く医師が減ったというのは本当のところではないでしょうか。
医師不足といってもたくさんのお医者様がいるし、クリニックだって数え切れないほどありますよね。

ただし、エリアによっては医師がおらず困ってしまうこともあるようですね。
やっぱり離島などで働くよりも都会で大きな病院での勤務をする方が良いし、自分でクリニックをオープンさせるにも、都会の方がたくさんの患者さんをつかみます。
田舎の場合には患者さんの数も限られているし、医師の自分自身の売り上げにつながらないというのが最も大きな原因ではないですか?
また、これも離島に関しての話になってしまいますが、やっぱり他に交代する医師がいないと、休みなく何十日間も働かなくてはならないので、こういった状況なら本当に過酷な労働だと言えますよね。

大きな病院は医師の確執があるようですね

大きな病院になると、様々な医師同士の確執も深くなるようですね。
科目が違う場合だけじゃなく、同じ場所で働いていても、さまざまな確執があり、派閥があったりとかいろいろ大変みたいです。
仕事内容そのものは過酷なんじゃなくて、こういった派閥などが大変だという意見が多いように感じます。

他の先生よりも先に自分が上の立場に立ちたいと思ったり、お金儲けをしたいと思っているお医者様というのは、やっぱり大きな病院でもトラブルの原因になります。
そういった人間関係が嫌になって医師という仕事から離れてしまう人もいるみたいです。

医師も人間だし家族を大事にしたい

医師の不足問題というのは様々な理由がありますが第1に、医者だって人間だということです。
仕事が大切なのは当然ですが、医者にも家族がいるので休みなく働かなければいけないという状況は辛いですよね。
家族との時間がなくなってしまえば自分の一番大切な家族との絆そのものが乱れてしまうことになります。

やっぱり家族を大事にしたいと思うし、その上で仕事をしながら安定した収入を得ていくというのが一番の理想じゃないでしょうか。
でも思うように休みを取ることができず労働日数が多くなってしまうような病院だと、やっぱり耐えられなくなってしまい自分でクリニックをオープンすることや思い切って医師という仕事から離れてしまうこともあります。
自分でクリニックをオープンすれば家族との時間は自由に取ることができますが、その分大きな病院では医師不足の状態が深刻になりますね。